訪問介護専用の鍵

私の住んでいる地域も高齢化が進んでいます。
お隣のお宅も、そのお隣のお宅もご高齢の方がお住まいです。
そのお宅では一方は老々介護をしておられて、もう一方は車椅子生活をされておられます。
デイサービスの利用などで、送迎の介護者の方が毎日のように出入りされておられて、その方の出入りがどれほど頼りかと思います。
また訪問介護も利用されておられて、その場合も毎日のように人の出入りがあり、気持ちの面で大きな支えになっているのではと思います。
訪問介護の方はそのお宅専用の鍵を持っておられるようで、それは緊急時など助かるのではと思いました。
先日そのお宅の方とお話をさせて頂いていたのですが、その鍵はサービスを受けている訪問介護さんが取り付けて下さったもので、本来の自宅の鍵とは異なるそうです。
それは安全面にも配慮されていて、いざという時には速やかに対応できるよう工夫が施されていて、在宅介護が推進されその充実が急務な中、さまざまな問題点を補うアイテムと思いました。
心配なセキュリティー面も問題をクリアしていますし、在宅介護に求める柔軟な訪問にも対応できていて、これからの利用者の方々にとても喜ばれ感謝されるものではと思いました。
また在宅が難しい痴呆の方への対応も、その鍵は重要な役目を担っていると思います。
夜間徘徊時など、その鍵の応用で危険を回避できるのではと期待します。
それだけ利用範囲が広く重要度が高くあるのに、それに掛かるコストは少なくて済み、介護に掛かる経済面の問題もクリアされていて、多角的に理想とする介護アイテムと思いました。
それを利用されているそのお宅では、本来ならさぞかし介護が大変そうに思うのですが、その利用による柔軟な人の出入りの実現でかついつも朗らかで苦労を感じさせないです。
誰もが通る道と、そういった人生の諸先輩方の処世術を拝見して、学び改善そして向上させる意欲と姿勢が今の若者に託されていると思いました。